東温の風景がパフォーマンスの舞台に!? 〜中山間地域で滞在制作が始まる〜

こんにちは!

TOON BOXの記事を担当していますタナカです。

今回は、東温市の日常風景がパフォーマンス作品になる!?

というちょっと不思議で好奇心をそそる話題をご紹介。

 

東温市の中山間地域で作品づくり

皆さんは、東温市で毎年開催されているアートの祭典「とうおんアートヴィレッジフェスティバル」をご存知でしょうか。

2018年から始まったこのフェスティバルは、東温市の文化芸術によるまちづくり構想「アートヴィレッジとうおん構想」の一環として、たくさんの人たちにアートを通じて東温市に訪れてもらい、多彩なプロジェクトによってアートを身近に体感してもらうことを目指した芸術祭です。

そんな「とうおんアートヴィレッジフェスティバル2021」の企画として、東温市の中山間地域に残る棚田や空き家など、その土地の自然や風景、人の営みや風土を活かした演劇を軸にしたパフォーマンス作品の上演がこの秋、京都のパフォーミング・アート グループによって行われる予定です!

え、中山間地域の自然や風景でパフォーマンス・・・?

そもそも演劇って劇場とかで上演するものでは・・・??

もちろん、演劇や身体表現をといえば劇場をはじめとしたいわゆる“ハコもの”で上演されることが多いのですが、今回は東温の中山間地域が舞台!

 

外から見える東温の魅力

 

− 滑川地区のアトリエ楓荘での様子 −

今回、作品を上演するのは演劇を軸にしてパフォーマンスを展開している京都の団体 ソノノチ の皆さんです。延べ1ヶ月もの期間をかけて、東温市に滞在し、土地のリサーチ、作品の創作、そして上演に取り組んでいただきます。

《ソノノチ》とは

京都を拠点とするパフォーミング・アート グループ。2013年1月より活動を開始。ユニット名は、「その後(のち)、観た人を幸せな心地にする作品をつくる」という創作のコンセプトにちなんでいる。

屋内外を問わず空間が内包する膨大な情報を、観客の中に流れる時間や記憶と結びつける独自の演出手法で作品を発表している。初めて観るのにどこか懐かしいと感じたり、何気ない生活を垣間見ているような感覚を味わえたり、内なる感情を静かに揺さぶることに特徴がある。

近年は、空間そのものを作品として捉えるインスタレーションの手法を用い、劇場だけでなく、ギャラリーやカフェ等での上演を行ったり、絵画や音楽など、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも行う。

2019年には、静岡県掛川市で開催される現代アート展「原泉アートデイズ!2019」に演劇部門のアーティストとして初めて招聘。現地で滞在制作をし、空き家を使って、リアルと虚構の狭間を行き来する集団生活を見せる6時間の展示型演劇作品を発表。また「原泉アートデイズ!2020〜不完全性〜」の中で発表した、集落の丘から見下ろす風景全体を舞台にした作品『風景によせて2020』が、コロナ下における新しい表現形態として話題を呼んでいる。

物販部「ソノノチノチ」では、公演の演目(ストーリーや登場人物)にちなんだ様々なグッズを製作。物を通して演劇に興味をもってもらうという、観劇のきっかけづくりを行っている。2016年よりKAIKAアソシエイトカンパニー。

【HP】https://sononochi.com

【Twitter】https://twitter.com/sononochi

【Facebook】https://ja-jp.facebook.com › sononochi

【Instagram】https://www.instagram.com › sononochi

ソノノチの皆さんは、これまでも劇場で行われる公演はもちろん、静岡の里山や京都の廃校での上演など“その場所で、その日、その瞬間にしか見れない作品に特に重きをおいた創作を行われてきました。

使われなくなった空家での上演や、1つの集落全体を舞台にしたパフォーマンス作品を日々展開されていることから、ぜひ東温の豊かな資源を活かして、新しい創作スタイルと、そこでしか生まれない作品を東温市民の皆さんはもちろん、愛媛や四国を含めた多くの方々に目の当たりにしてほしいという想いのもとに今回の東温での企画が始まりました。

− 井内地域の棚田風景 −

東温市外のアーティストが東温の地に1ヶ月もの期間滞在し、その土地に住む地域の皆さんとの触れ合いや、その営み、風土に触れて紡ぎ出された言葉や感覚、身体の表現などをもとにその土地でしか生むことのできない、そして東温に住む私たちでは気づくことの出来なかった外から見た東温の魅力を凝縮させた唯一無二の作品が上演されると思うと、これは観るしかないですね・・・!

青々とした山脈や金色の稲穂、色鮮やかに彩られた紅葉など、その季節ごとに姿を変える土地の環境の中で舞台作品の制作に取り組む今回の企画。一体どんな作品が生まれるのでしょうか・・・

4月に始まった事前視察

実は先日(2021年4月)、滞在制作に向けての事前視察が東温市で行われていました。

滑川や河之内、井内、奥松瀬川などの東温市の中山間地域を中心に滞在拠点や、作品の題材、地域資源の視察を地域住民の皆さんの手厚いバックアップのもと実施。

中山間地域だけでなく、横河原ぷらっとHOMEをはじめとした市街地にも訪れ、東温市の特色をひとつひとつリサーチしました。


− 東温市の中山間地域や横河原地区の視察風景 −

 

1ヶ月間の滞在と地域交流

− 井内地域の方にお声がけいただき一緒に写真撮影 −

今回の企画の大きなポイントはやはり、アーティストが実際に延べ1ヶ月もの間、現地に滞在してその土地の環境や地域住民の方々と交流しながら作品づくりを進めていくというところです。

ただ別の土地でつくった作品を持ってくるのではなく、その土地を知るところから作品づくりが動き出すので、地域住民の皆さんとの交流は必要不可欠です。田植えや草刈りをはじめとした地域の営みに参加させてもらうことも大切な創作活動の一つとなります。

東温市に住んでいる人が感じる土地の魅力と、住んでいる人では感じることのできない外から見た東温市の魅力が交わり、そしてそれを膨らませて作品にすることこそが今回の企画の醍醐味です。

上演は今年の秋

4月の事前下見を終え、いよいよ作品づくりが始まろうとしています。次回の滞在は6月下旬です。
どんな作品づくりをしているのか気になる、のぞいて見たい!という方は記事の一番最後にありますお問い合わせ欄からぜひご連絡ください!

作品の上演は2021年 9月25日(土)、26日(日)を予定。今後、さらに進捗状況をお伝えできればと思っています。

乞うご期待!

 

《お問い合わせ》
東温アートヴィレッジセンター(受付時間 10:00〜20:00)
TEL:089-990-7210  Mail:info@art-village-toon.jp


《新型コロナウイルス感染拡大防止対策について》

本事業は新型コロナウイルス感染拡大防止対策を下記のガイドライン・感染予防対策に基づいて創作と上演を実施します。

◆劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(公益社団法人全国公立文化施設協会)
https://www.zenkoubun.jp/covid_19/files/0918covid_19.pdf

◆イベントの開催要件について(愛媛県)
https://www.pref.ehime.jp/h25500/kansen/documents/01_kaisaiyouken.pdf

◆イベントの緩和に伴うリスク軽減措置(愛媛県)
https://www.pref.ehime.jp/h25500/kansen/documents/02_keigennsoti.pdf

◆イベントの開催制限の緩和に係るフローチャート(愛媛県)
https://www.pref.ehime.jp/h25500/kansen/documents/03_chart.pdf

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TanakaNaoki

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2020年に滋賀県から愛媛県東温市に移住しました! 東温市から舞台芸術をはじめとした文化芸術関係の情報を発信していきます。

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